怒濤の年度末納品を今年も乗り越えた。本来、ほっと一息つける時期なのだけれども今年は落ち着かないわけです。
そもそも毎年この頃は引き合いも少ないので、仕事の上では例年と同じで凪の海なのだけれど、気持ちのいい日に気分を上げながら散歩したり、ビール屋でハッピーアワーを楽しんだりしにくいというところが違う。いくらヒマで自由と言っても、最低限守るべきことがあるので。
私は見た目の仏頂面に反して小心者です。ケンカも嫌い、争いごとはできるだけ回避、痛いの怖いの苦しいの緊張するのはみんな回避回避回避。今回のコロナも逃げ回りたい。でも罹っちゃったらどうしよう。見ないふり。
数年前、右目の下側、涙腺の脇のあたりに水膨れを発見しました。あたりまえのように見ないふりをしていたのですが、どうやら徐々に大きくなっているよう。いよいよ違和感を覚えるようになったので仕方なく眼科に行きました。
眼って怖いですよね?ちょっとホコリが入っただけでチリチリするし、何かがあたるとすごく痛いし。入っちゃったホコリが目玉の裏側に行っちゃったらどうなるんだろうって考えるとぞわぞわします。
そんな個人の思いを無視して眼科では、検査で眼にいろいろされます。このときもあごとおでこが固定されて、眼に風を吹きかけられるアレがメニューにありました。他に場所がないからなのか、待合室の一角で行います。
先生「眼球の様子を調べますね。風がちょっとあたりますが眼を見開いて正面の緑色の光を見続けてください」
これがイヤなんですよね。 パシュ!
先生「あー、閉じちゃいましたね。もう一度」
先生「はい、もっと眼をぐっと見開いて〜!ちょっとがまんして〜。怖いのはわかりますが眼を!」
わかってますが怖いんです。
先生「もっと開けて。あ、口は開かなくていいんですよ」
待合室「クスクス」
恐怖に対抗してなんとか開こうという努力が眼ではなく口に出ちゃったか・・
しかし先生、待合室でやってるんですから。声大きすぎ。
コロナに感染しませんように。