夏の残滓 被害と固定観念の見直し

本当に苦しい夏でしたね!

前回の投稿にも書いた通り、日ごろ仙台ってのは県庁所在地の中で、真夏日と真冬日を足した日数が一番少ないんだぜ、ふふーん、などとドヤ顔で言っておりました。この夏の全国的な暑さからすると他の地点も推して知るべしなのだけれど、もはや日数がどうこうを自慢しても仕方ないほどの異常気温。もう自慢しないから気温をどうにかしてくださいお願いします。

温度の高さに加えて湿度もとても高かった。そのせいで今年の夏はオフィスの電子機器がいろいろ不調を訴えてました。第一の理由は古いからなんだろうけれども。

被害

まず最初にダウンしたのは無線LANのルーターで、思うように電波が飛んでいない感じ。こいつは東京にいた頃に買ったものだから6年くらいは経っていたし高いものではないし、セキュリティを考えると新しい方がいい(って本当かな)というので即買い替え。新しい規格も使えるから接続スピードは間違いなく上がったはず。体感できないけど。

次に来たのはWindows入りのノートPC。これは動作不安定となりブルースクリーンが出たり、Windowsアップデート時に自動リスタートしなかったり。会社で稼働している唯一のWindows機でCADはこれで運用していたので作業の中断が怖くなり、どうせ移動しないのでデスクトップ機に買い替え。不調のノートは会社作ってすぐに買ったものだから13年経つご老体でしたね。そりゃ体調も悪くなるわ。隠居してもらって予備役へ。

9月に入ってからも試練は続く。長年仕事中に音楽を流してくれていたSqueezeboxTouchがネット接続不安定に。どうやらWiFiモジュールだけの問題っぽかったから有線で繋いでひとまず継続使用。この機械、ローカルサーバに置いた音楽を流すネットワークオーディオトランスポートなんだけど、音質うんぬんはともかく、タッチパネルつきのコンパクト筐体に機能盛りだくさんでものすごく使い勝手がいいのです。これまた10年以上使っていてとっくの昔にディスコンになってますが、代わるものがないから買い替えもしようがない。たまにリセットしないとWiFiが切れてたり、隣のEchoからの妨害干渉(データ的に)があったりと不調の前触れはあったんだけど、いよいよ無線モジュールを認識しなくなったみたい。試しに有線接続したら元気に動くし、メニューの読み込みにタイムラグがなくて快適になった。音が変わったとは思えないがこのままあと5年はもって欲しい。

考え方の見直し

今回買い替えたWindows機は初めからWiFi非搭載だったし、ページプリンタもラベルプリンタも知らないうちにコネクションが切れてたりして余計な再設定に時間がかかっていたので、これを機にプリンタとPCの動かさないものは有線化してしまった。なんたって安定なんだもん。会社を作った当初からオフィス内LANの無線化に努力して、配線という配線をいかに逃れるかに心血を注いできた。これこそが現代の作業環境のあるべき姿、軛からの解放であり快適なんだとずっと思ってきたけど、今の状況を思えばそこまで毛嫌いする必要はなかったね。

WiFiが進化を続けているけど有線が存在しつづける意味を再確認できた有意義な灼熱の夏だった。

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