株式会社リコーと共同研究開発しておりますファイバレーザーベースの狭線幅、チューナブルTHz光源(既報)を適用したアプリケーションに関する論文がApplied Optics誌Vol. 59, No. 32に掲載されました。
タイトルは”Measuring material parameters using a tunable monochromatic terahertz wave source”で当該テラヘルツソースに高感度のFMBダイオードを検出器として用い、樹脂材料を中心としていくつかのテラヘルツ波透過性材料の屈折率と消衰係数を透過干渉から求める方法とその結果を提案したものです。
ここで提示した分析手法を利用すれば、光学定数が既知である材料からなる層の界面におけるテラヘルツ波の挙動を予想することができ、これを応用した簡易なAR膜の提案と実証も行いました。
Editor’s pickにも選定されています。