以前は使うPCのメモリ量とか気にしてたのですが、近ごろはPCの処理速度>頭の処理速度になり、おまけにSSDが標準でストレスなく動くものなので、PCなんて買ってきてそのまま使うってセンスでした。
計測用のノートPCは小さくて軽くて壊れなければいいので、中古で買ってきたLenovo X201をもう8年も使っています。容量は少ないけどSSDだし、問題なく動作していました。
一昨年、無料でWindows10にアップデートできる機会があったので、それまでの使用していたソフトの互換性を心配しつつもアップデート。ソフトの不具合は起きず、必要なものはそれまで通りに動いていた印象です。あまり出番もなかったので気に留めなかったということでしょう。
SSDなのに
このPC、近ごろちょっと出番が増えて、多いときは毎日使っていました。
そこで立ち上げ時に安定するまで時間がかかるということに改めて気付いたわけです。立ち上げ時かなり長いことディスクを読み込んでおり、その間レスポンスがとても低いようでした。SSDっぽくないというか。増してやシステムアップデートでもあった時には10分以上も待たされて、時代が10年も戻ったかのようです。
原因はWindows10、というかメモリ不足
以前のWindows7の時はここまでひどくなかったような気がしてちょっと調べると、Win10はメモリの使用量が多いよ、という記述。システムに3GBも持っていかれるとあります。ひるがえってX201の搭載メモリは4GB。確かにきつきつです。メモリスロットは204pin SODIMMが2つあるそうなので、2GBが2枚載っています。
引き出しを探したら運良く以前使っていたノートブックの4GBメモリ×2枚が出てきました。形状も仕様も問題ありません。
換装については特に書くこともなく、当時のPCがみなそうであったように簡単です。起動して、いくらか早くなったというか、レスポンスが返ってこない時間がだいぶ短くなった印象です。
買い替えも考えたのですが、余計なところに使うお金はないし、ちょっと早くなったのでまだ使います。
今でもメモリがボトルネックになることがあるんだなあ、と
思ったのは、今のPCでもボトルネックはあるんだなぁ、ということ。Windowsも7くらいでいろいろ飽和して、CPU速度に依存はするとしても周辺が大いに足をひっぱることはもうないと勘違いしていました。これを機に他のPCも見直します。
と思ったのだけれど
コロナ禍でPCの売れ行きがいいのかな。それに年度末で需要が多いのかな。今はなんだかPCが品不足ですね。別に中古でもいいんですが、その中古もよさそうなものはない状況。
もうしばらく待って考えます。