事務仕事のあいまに

効率よく、気分よく事務仕事をするために、休憩時間を取ることは重要です。私はそんなとき音楽をかけることが多いのですが、長年スピーカーを机上に直置きしてきました。実はスピーカーを机や床に直置きすると、音に変なクセが出て聞きにくいのは割とよく知られた事実かと思います(?)が、これまでスペースの無さを言い訳に放置してきたわけです。
しかし最近ちょっとヘビロテの曲があり、ちょうど音のクセの部分が雰囲気を損ねていることを発見しました。この時期、書類仕事が増えるので対策することにしました。

どこから来るのか、音のクセ?

直置きのクセは主に床や机での反射音と直接音との干渉で発生し、構造的に緩い机だと机自身の共鳴とかも影響するようです。今のところ机を買い換える予定はないので、おおまかな対策は次の2点。
・反射音との干渉が起きにくいようにスピーカーを机面から離す
・スピーカーから机への振動を遮断する
簡単に言うと、振動が伝わらないスピーカー台を作って机面との距離を取れってことです。ウェブサイトで調べても、大体上記で合っているようですので早速案を考えます。

材質が音に影響する、とは思うけど・・

調べていくと、材質とか構造とかこだわればキリがありません。
ひとまず材質はスピーカーに合わせたアルミでいいや。アルミ押出材がやすいので。もっと安い木材も考えましたがスピーカーと材質違うし、表面仕上げをするなら金額も手間もかかります。アルミはアルマイト処理してあるからそのままでも結構きれいです。

金属で作るとクールな音、セラミックだとシャープな音、木だと柔らかい音になるなんて言う人がいるみたいですが、それ本当かな。材質に対する触り心地などに引っ張られた印象に過ぎないんじゃないかと思いますね。まあ聴覚も触覚も感覚なので、方向性が一致することを否定はしませんが、適当すぎる。ちなみにうちのPIEGA(アルミ箱)は見た目はクール、中身はメロウです。

さて、実作

机との干渉については、高さを机面から200mmくらいまで上げるとほとんど消えるって読んだのでそうします。音のコヒレンシーってことになりますか。他の仕様は、
・フレーム幅。今回のスピーカーは重くないので細身の20mm
・幅と奥行き。スピーカーにそろえていずれも140mm
・見栄え。箱が白アルマイト、グリルは黒なので白、黒とりまぜて
・振動遮断。スパイク様の突起で接点を減らし、振動抵抗を上げる
図面を作るほどのものではないので、ポンチ絵だけ描いて、部品表にします。原価は下手なインシュレーターよりも安いくらいです。

数日後に部品が来たので早速組み立て。素早く30分で完成。組み立て図が頭に入ってるからね。
フレームを5本組み合わせています。縦の柱は白、横の梁は黒のアルマイト仕上げ。上下面にはスピーカーや机面に傷がつかないチップ付き3点スパイク?が。材料で言えばアルミ/ステンレス/ポリアセタール複合とも言えますね。かっこいい。黒い梁が机のダークブラウンに溶けて柱3本だけが浮き上がって見える感じでばっちりです。スパイク調整で縦方向の位置調整とスラントができます。

洗練されたポトフの味

試聴すると、これまでボワッとしていた中低音が予想通りすっきりに。高さが耳の位置に近くなった分音像も明瞭で、一つ一つの音が立っています。振動は台には直接伝わりませんが、机面はスピーカーからの直接音を拾っています。もっと高さをとるとさらにスッキリするでしょうが、見た目の威圧感が増えるので。
低音の量は減りましたが、イヤな音が出なくなりこのスピーカーのポテンシャルに近づいたように感じました。音を例えるなら、余分な脂分を漉した結果、本来の旨味を取り戻したポトフって感じです。
なぜにポトフか。いや、だってスイス製だし。(ポトフってスイスの食べ物なのかな)

さて、事務仕事の続きしよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です