用事があって近所のビ○クカメラまで。
うちは基本的に「ものもち」がいいので、服でも家電でも5~6年だとまだ若手、10年経って一人前、20年選手もゴロゴロいます。10年以上前から使っているブレンダー(電動で野菜とか細切れにするような家電)の容器にひびが入り、カッターの切れ味も落ちてきたので探していました。
同じようにわが家の古いテレビ(東芝レグザ)も購入してちょうど10年くらいですが、リモコンの調子が悪く、新しい電池でもたまに関知しない時があるようになったので、できたら買い替えを。
ない
まったくないそうです。そこまで古い機種の保守部品は。ブレンダーはまだわかりますが、最近買ったような気がしていたレグザもとは。
まあ、ここまでは予想できたのですが、ブレンダーの部品を探しているとき、ふと周りを見渡したときにあれ?数年前と商品棚のバリエーションに変化がありますね。
更新の早さ
思い出すと、2年前にヨーグルトを自前で作ることになりやっぱりここに来たのですが、その時は確かに様々なヨーグルトメーカーが陳列されていました。10や20はあったはず。
それが今やどこにも見当たりません。ヨーグルトも結局、世の中にあっては一過性のブームだったと気付きました。わが家では今でも作り続けていますが、世の中はそんなに悠長なことやっていないのだなあ。
そして代わりに棚に並んでいたものは・・・炭酸製造機。ご家庭でプシュッと作り立てのソーダをってやつです。この1年くらいCMでもよく見るし、料理番組でもタレントがこれ見よがしに使ってますね、そういえば。
情報伝達の早い昨今、こんな生活家電もピークが高くて短いブームを次々と作り出して焼き畑農業みたいなことをやってるんですね。ちょっと前はカプセル入りのコーヒーメーカーがあったし。コーヒーはカプセルが、炭酸はボンベが消耗品としても魅力的ですよね、メーカーから見たら。ヨーグルトメーカーはその点消耗品が少ないので商材としてはいまいちで、早めに切り替えたのかも。
レーザーも例外じゃなく
今あるところから依頼されて、古いレーザーの手入れをしています。情報もなければ部品もよくわからないので、手探りでやるしかありません。オリジナルを作っていたもとの小さくて良心的?なメーカーは買われ買われて、今や大きな資本の一部となっているようで、もうろくにフォローできないみたいです。壊れているのは一部。でもそれが直らなければただの鉄くず。
一般消費者向けの製品と比べるなって話でしょうけれど、一部の不具合を直すだけで使えるのに、放置せざるを得ない現状って、正しいんでしょうか?せめて部品くらいと思いますが、実際昔はよく使われてたけど今は入手困難なんてのはよくあるみたいですものね。
後日談
ブレンダーの容器とカッターは、ネットの上を探しに探した結果、デッドストックとも思われる部品を各1個ずつ確保できました。これでこっちはあと10年はいけるはず。
一方、レグザのリモコンはついに適正価格では見つかりませんでした。性能保証部品8年、しかもレグザブランドはかの地へ売り飛ばされてしまった今仕方ないのですが、このあとどうしたらいいんでしょう?サードパーティのリモコンもありますが、機能を全部持ってないみたいだし。