LD電源のはなし

モノを売る上でデザインとか使い勝手は重要。

ということはよくわかっているんだけど、弊社の場合ほとんどカスタムモノの一品仕上げなので、そこまで手が回らないんですよね。

そりゃ、毎年10台ずつ売れていくならきれいにデザインもするし、仕上げだって気にするけど、毎回違う構成、違う仕様。もう何もかもが違うので統一感のあるものにできなかったのです。

しかし。
つい最近納品したレーザーの電源が、あまりにバラック感丸だしだったなと自らも後悔していたら、お客さんからも同様の指摘が。使用上問題ありませんがとってもプリミティブな外観ですね、と言われてしまいました。

しかたない。ちょっと時間もあるし箱に入れるか。

汎用の19インチラック用ケースにちょっとだけ加工して部品が取り付けられるようにします。この電源はファイバ結合のLDを載せているので、電源の中にペルチェクーラーが入り、冷却ベッドにLDを固定してファイバ先端だけ出せるようになっています。
LDのドライバとペルチェのドライバになる基板が1枚ずつ入っており、USB経由で制御するのでUSBインターフェースが各1ついてます。また、これらをまとめて制御するためのRS485シリアルポートをつけました。
印字はしなかったので、カッティングシートでストライプに合わせて文字も入れてみましたよ。色はもちろんフラクシピンクです。

どんなもんでしょうか?

今後はこの箱をベースにして組んで行きたいところですが・・・仕様がね、様々だからさ。
ついでにどうせなら電源単体でも売って行きたい。最大30A/30VくらいのLDをドライブできますし、多チャンネル化もできるはずです。

なんか久しぶりに技術話題になりました。

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